日本全国からやおよろずの神々が出雲大社(島根県出雲市)に集まるとされる旧暦10月10日の14日夜、同市の稲佐の浜で「神迎神事」が営まれた。昨年と同様、新型コロナウイルスの感染対策として一般参列の対応は中止し、神職のみで行った。

 海辺に神々の目印となるようたいまつがたかれ、しめ縄で囲った斎場には、神々が宿るとされるサカキが奉じられた。神職は祝詞を上げて神々を迎え終わると、サカキを白い絹の布で覆い、出雲大社まで移動した。

 今年も昨年と同様、密を避けるため神職らはバスで移動。参列者に配っていた「神迎御幣」と呼ばれる神事で使う道具も配布しなかった。