青森県八戸市の一王寺遺跡から国内最古となる縄文時代中期前半(約5300~5100年前)の土面が出土し、市埋蔵文化財センター是川縄文館が13日、展示を始めた。土面は粘土を薄く焼き固め、人の顔を表現したもので、これまで最古だった矢野遺跡(徳島市)のものより千年以上古く、縄文文化を考える上で貴重な史料となる。

 土面は儀式や祭りに用いられたとされ、縄文時代のものは全国で少なくとも150点見つかっている。

 一王寺遺跡は世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する是川石器時代遺跡の一部。土面は今年6月の発掘調査で、土器捨て場から見つかった。