政府は12日、新型コロナウイルス対策の全体像をまとめた。流行「第6波」に備え入院が必要な患者が今夏から3割増えても対応可能な医療体制の整備を掲げた。ワクチンの3回目接種や飲み薬実用化も進め、重症化の防止に軸足を置く。日常生活の回復を目指す内容だ。感染拡大局面に対策通り実現できるかどうかが焦点となる。

 厚生労働省によると、第5波のピークに入院が必要だった約2万8千人のうち約1100人は受け入れ先が決まらず、自宅などで待機した。今月末までに約4万5千床を確保し、病床使用率を8割程度と想定、夏の3割増となる約3万7千人が入院できる体制を整備する。