作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(99)の訃報を受け、出身地の徳島市などゆかりの地で12日、哀悼の動きが続いた。各地の書店では追悼コーナーを設置。「優しい人柄だった」「もっと元気に活躍してほしかった」と面影をしのぶ声が上がった。

 瀬戸内さんが名誉館長を務めた徳島市の徳島県立文学書道館は12日に記帳台を設け、手を合わせる人たちの姿が見られた。瀬戸内さんから寄託された資料を展示する記念室は、休館日の15日を除き、記帳台を置く21日まで無料で観覧できる。

 JR徳島駅前の商業施設内にある紀伊国屋書店徳島店は11日に追悼コーナーを設置、多数の著作が並んだ。