宮城県登米市の保育施設「豊里こども園」敷地に男が刃物を持って入り建造物侵入容疑で逮捕された事件で、市は11日、施設職員が建物内への侵入を防いだ経緯を明らかにした。敷地外で不審な動きをしている男の存在に早めに気付き、職員同士で目で合図しながら警戒態勢を取ったことが奏功した。

 市によると、事件が起きた9日、71人の子どもが施設の庭で遊んでいた。

 午前10時半ごろに敷地外の道路をうろつく男に数人の職員が気付き、目で合図して他の職員に知らせた。数分で子どもを全て建物内に移した。その際、事前に決めていた不審者を示す隠語「いかのおすし」を使いながら状況を説明した。