長崎大の研究グループは11日、名古屋市で2019年に見つかったアメンボの一種、カタビロアメンボが新種と判明したと発表。国内でのカタビロアメンボの新種発見は57年ぶり。日本動物学会が発行した10日付の学会誌(電子版)に掲載された。

 長崎大によると、学外の共同研究者2人が発見。形態観察やDNA分析で新種と分かり、雌が毛深いという特徴から「ケブカケシカタビロアメンボ」と命名。平均体長は雄が1・58ミリ、雌が1・88ミリで、湿地などの水面に生息する。

 愛知県以外の分布は不明。長崎大の大庭伸也准教授は「(アメンボの)多様性を解明するきっかけになった」としている。