JR西日本傘下の日本旅行(東京)は11日、資本金を40億円から1億円に減資すると明らかにした。税法上の中小企業になって支払う税金を減らす効果を見込むためで、新型コロナの感染拡大で旅行需要が低迷する厳しい経営環境に対応する。10月の臨時株主総会で既に承認されており、12月14日に実施する。

 日本旅行は非上場で、従業員数は約5千人(2020年7月時点)。新型コロナの影響で、20年12月期連結決算の純損益は過去最大となる127億円の赤字だった。21年6月中間連結決算も6億円の赤字。日本旅行の広報担当者は「減資により、財務基盤の健全性を確保する」と説明した。