日銀が11日発表した10月の国内企業物価指数(2015年平均=100、速報)は、前年同月比8・0%上昇の107・8だった。原油高と為替相場の円安の影響で、材料を輸入品に頼る製品が指数を押し上げた。上昇率は第2次石油危機の余波が残る1981年1月(8・1%)以来、40年9カ月ぶりの大きさ。指数の水準は86年2月(107・8)以来の高さとなった。

 企業物価指数は企業間で取引される商品の価格変動を示す。上昇によるコストの増加分は、企業が消費者への販売価格に転嫁すれば家計の負担、買い控えで転嫁できなければ企業の負担となり、景気の冷え込みが懸念される。