後藤茂之厚生労働相は10日夜、新型コロナウイルス感染症を治療する飲み薬「モルヌピラビル」計160万回分の供給について、米製薬大手メルクと合意したと発表した。厚労省で記者団に明らかにした。

 モルヌピラビルは米メルクなどが開発。ウイルスの侵入や増殖を防ぐ抗ウイルス薬で、自宅で服用が可能なため、医療現場の負担軽減が期待される。

 臨床試験では、重症化リスクのある軽症から中等症の患者に対し、入院や死亡リスクを大幅に低減したとする効果が報告され、注目されている。英国は4日、世界に先駆けてこの薬を承認した。