全国さんま棒受網漁業協同組合(東京)は10日、10月末までの全国のサンマ漁獲量が過去最低となる9440トンだったと発表した。これまでの過去最低だった昨年同期の1万2913トンの73%にとどまった。

 例年10月には魚群が日本近海に近づくが、同組合の大石浩平専務理事によると、主な漁場が昨年より遠いことに加え、しけが続き思うように漁ができていないという。

 同組合によると、北海道ではサンマ水揚げ量日本一の花咲港は6707トン(昨年同期比106%)と若干増えたが、全国の港で軒並み昨年より落ち込んだ。大石専務理事は「過去最低だった昨年を下回るかもしれない」と話した。