【ワシントン共同】米首都ワシントンの連邦地裁は9日、国立公文書館が保管する1月の米議会襲撃を巡るトランプ前政権の記録について、下院特別委員会への提出を認める決定を出した。トランプ前大統領による提出差し止め請求を退けた。米主要メディアが伝えた。

 地裁のチャトカン裁判官は、議会襲撃の実態解明を進める下院特別委が記録を入手することは「公共性が高い」と指摘した。「大統領特権」を盾に差し止めを求めていたトランプ氏側は、決定を不服として上訴する意向を示した。

 バイデン大統領は記録提出を認める方針を示しており、チャトカン裁判官は現職大統領の判断が優先されると説明した。