ナチスによるホロコーストを生き延びたオーストリアの故マルコ・ファインゴルト氏の証言を記録した映画「ユダヤ人の私」が20日から各地の映画館で順次上映される。公開に先立ち、大阪大で開かれたオンライン特別授業で監督らは、オーストリアと日本に「歴史を忘れる」共通点があるとし、「誠実に過去と向き合って」と訴えた。

 ホロコーストの証言を記録するシリーズの第2弾。2018年に公開されたナチス・ドイツの宣伝相秘書による証言映画「ゲッベルスと私」は、大きな話題を呼んだ。

 ユダヤ人のファインゴルト氏は1913年にハンガリーで生まれ、ウィーンで育った。