【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)のネルソン局長は9日、月探査を目指す「アルテミス計画」について、トランプ前政権が掲げた2024年の有人月面着陸の実現は、25年以降に遅れると明らかにした。記者説明会で述べた。

 発注した着陸用宇宙船の開発委託を巡り、米民間企業ブルーオリジンが訴訟を起こした影響で作業が7カ月遅れたと説明。予算も不十分とした。

 このほか、23年としていた月周回の有人試験飛行は24年5月ごろになる見込み。ただし、日本が生命維持装置などを提供する月上空の宇宙ステーション「ゲートウエー」の完成など25年以降の予定に変更はないとした。