トヨタ自動車の長田准執行役員は1日、オンラインで記者団の取材に応じ、日本製鉄から特許権侵害で提訴されたことに関し「潔白の証明に向けて手を尽くす」と語った。深い取引関係にある日鉄がトップ協議で解決を図らなかったとして「残念だ」とも強調した。日鉄の橋本英二社長は10月28日、提訴の合理性を訴えており、応酬が激化している。

 長田氏は、トヨタの豊田章男社長もトップの対話で収拾を目指す段階がなかったことを疑問に感じており「長い間の信頼関係をどう思っているのかと残念な気持ちになっていると思う」と説明した。