【北京共同】中国で、朝鮮戦争(1950~53年)に参戦し米軍と戦った中国人民志願軍を英雄として描く映画「長津湖」がヒットしている。米国との緊張が続く中国共産党・政府は「抗米」の意義を強調する機会に活用している。

 映画は朝鮮戦争を“米中戦争”のように描き、国土が戦場となった韓国と北朝鮮は軍も市民も画面に登場しない。韓国では「歴史の歪曲」だとの批判が出る一方、北朝鮮は中朝の対米連帯が深化したと肯定的に捉えているもようだ。

 中国メディアによると、中国史上最高の13億元(約226億円)の製作費を投じ、巨匠、陳凱歌(チェン・カイコー)氏ら3人が共同で監督を務めた。