和歌山市の紀の川に架かる「水管橋」と呼ばれる送水管の一部が3日に崩落し、川の北側の約6万戸で断水が続いていた問題で、市は9日午前、対象地域で順次給水を始めたと発表した。濁り水が混入する恐れがあり、安全が確認できるまでは飲料水として用いないよう呼び掛けた。

 同市福島で夫と子ども2人と暮らす女性パート職員(39)は、自宅の洗面台や台所などで水が出ることを確認した。「まだ薄茶色に水が濁っていて不安だが、早く家のお風呂に入りたい」と話した。

 市は応急措置として、水管橋に並行する県道の橋に仮の管を設置。8日夜に工事が完了し、浄水場からの送水を再開していた。