【ワシントン共同】トランプ前米大統領(共和党)の側近のバノン元首席戦略官は、1月の議会襲撃事件を調査する下院特別委員会が召喚状で命じた資料提出や証言を拒否する意向を示した。CNNテレビが8日報じた。トランプ氏側は、側近とのやりとりなどは「大統領特権で保護されている」と主張している。

 特別委はトランプ氏支持者らが議会に乱入した事件へのトランプ氏の関与などを調査しており、資料提出の期限は7日だった。特別委は8日「正当な召喚状を無視し時間切れを狙うことは許さない」とし、議会侮辱罪で立件を検討すると表明した。バノン氏側は召喚状の効力を法廷で争う考えを示している。