【オスロ共同】ノルウェーのノーベル賞委員会のレイスアンデルセン委員長は8日、共同通信の取材に応じ、世界各地で報道機関への弾圧が強まり「表現の自由は今や絶滅危惧種となっている」と警鐘を鳴らした。ロシアとフィリピンで強権政治と対峙する2人のジャーナリストに平和賞を授与することで「民主主義発展の土台」となる報道の重要性が一段と明確になることに期待を示した。

 委員長は「社会の平和的発展に不可欠な価値をどのように守るかという点で、世界的な基準を打ち立てた」と評価。「困難な状況下で事実を記録し、伝えてきた」と2人の取り組みをたたえた。