和歌山市で紀の川に架かる「水管橋」と呼ばれる送水管の一部が崩落し約6万戸が断水している問題で、市は8日夜、仮の管の設置を終え、5日ぶりに送水を再開した。断水地域の施設や住宅では数時間経過した後、順次、水道が使えるが、市は地域全体に行き届く時間を早めたいとして、9日朝以降の使用を呼び掛ける。ただ濁り水が混入する恐れがあり、同日中は飲料水として用いないよう促している。

 市によると、水管橋は送水管と一体構造のアーチ橋で、川の南岸近くの浄水場から北岸に延びる全長546メートル。断水地域は川の北側で約13万8千人の生活に影響している。