【ワシントン共同】米労働省が8日発表した9月の雇用統計(速報、季節調整済み)によると、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数は前月から19万4千人増加した。9カ月連続のプラスだが、50万人程度の増加を見込んでいた事前の市場予想を大きく下回った。

 失業率は4・8%で、前月から0・4ポイント改善。新型コロナウイルス禍からの景気回復を受け、11月にも量的金融緩和の縮小開始を目指す米連邦準備制度理事会(FRB)の判断にも影響を与えそうだ。就業者数の増加幅は8月も市場予想を大幅に下回っており、感染力の強いデルタ株の流行による雇用拡大の勢いの鈍化が裏付けられた。