後藤茂之厚生労働相は8日の記者会見で、日本年金機構による年金振込通知書の誤送付が、和歌山県でもあったと明らかにした。通知書には送付先とは別人の基礎年金番号や年金受給額が記載されており、個人情報が漏えいした。件数は調査中のため不明としている。

 機構はこれまで、誤送付は愛知、三重、福岡の3県、計約97万件と説明。担当者は取材に「和歌山の分は郵便局から発送していないことを確認しており、誤送付はごく一部だ」と強調。愛知など既に発送した分に、混ざった可能性があるという。

 後藤氏は「和歌山県の一部で同じ業者から誤った通知書が送付されているとの報告を受けた」と述べた。