【ロンドン共同】ノーベル文学賞の受賞が決まった東アフリカのザンジバル島(現タンザニア)出身で英国在住の作家アブドゥルラザク・グルナ氏は7日、移民や亡命希望者らを巡る英政府の姿勢を批判し、英国を含む欧州諸国に「有刺鉄線ではなく、深い思いやり」を持って対応するよう訴えた。英メディアの取材に応じた。

 英保護領だったザンジバル島生まれのグルナ氏は1960年代後半に難民として渡英し、植民地主義や難民問題をテーマとした作品を発表している。取材に対し、危険を顧みず航海する難民らへの英政府の対応は「ひどい」と印象を語り、移民・難民らへの対応を改めるよう促した。