【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は7日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの発展途上国向けの供給が滞っている現状の打開に向け、ワクチンの公平分配を目指す国際枠組み「COVAX(コバックス)」への供給が優先されるように、接種が進んでいる国に対し製薬会社からの調達を当面見合わせるように求めた。

 WHOは7日、「今年末までに全ての国で人口の40%に接種、来年前半までに70%に引き上げる」との目標を、国連と合同で「ワクチン世界戦略」として掲げた。WHOは先月末までに全ての国で人口の10%接種を目指したが、56カ国が未達成だった。