和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で1日にエンペラーペンギンの赤ちゃん1羽が誕生し、7日から公開が始まった。同施設での誕生は今回が15羽目で、元気に育っている。

 産卵は7月29日。体重約40キロの親鳥が卵を押しつぶさないよう疑似卵を抱かせ、本物の卵は人工で温めた。赤ちゃんの体重が約500グラムになったら親鳥の元に戻す。

 飼育スタッフは、ペンギン形のマスクをかぶり、録音した親鳥の鳴き声を聞かせてニシンやオキアミなどの流動食を与えている。担当の長野真子さん(29)は「今回は人が殻を破ってふ化させた。しっかり食べて元気になった」と喜んだ。