岸田文雄首相は7日、年金振込通知書の誤送付が約97万2千件あり、受給額などの個人情報が漏れた問題を受け、原因究明と再発防止、国民の不安払拭に努めるよう、後藤茂之厚生労働相に指示した。後藤氏が同日、厚労省で記者団の取材に応じ、明らかにした。

 後藤氏は取材に「国民にご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げる」と述べ、謝罪。「年金の振り込みは正しく確実に行う。不安を少しでも解消できるよう相談対応に万全を期す」と強調した。

 松野博一官房長官は記者会見で「大切な年金に関し、誤ったお知らせをすることは本来あってはならないことだ」と述べた。