日本年金機構は6日、年金受給者に今月発送した「年金振込通知書」の誤送付が約97万2千件あり、送付先とは別人の基礎年金番号や年金受給額など個人情報漏れが起きたと発表した。対象は愛知、三重、福岡3県の45市町村。原因は岐阜県内の委託業者による印刷工程でのミスとした。年金額に影響はなく、15日に正しい額が支払われる。

 記者会見した機構の石倉裕子理事は「大変ご迷惑をかけた。深くおわびします」と謝罪した。現時点で悪用による被害情報はないという。

 誤送付の内訳は、福岡県が約16万6千件。残る約80万6千件について機構は「ほとんどが愛知」としている。