【プリンストン共同】2021年のノーベル物理学賞が贈られることが決まった米プリンストン大上席研究員の真鍋淑郎さん(90)は5日、米プリンストンの自宅で「非常にありがたく、タイムリーな賞だ」と満面の笑みで喜びを語った。

 「気候物理学というトピックで受賞したことを非常に光栄に思っている」。気候変動が深刻な問題となる中、自らの研究が評価された意義を強調した。

 真鍋さんは「日本でも大洪水や崖崩れが頻繁に起き、同規模の台風でも雨量が増えている」と指摘。「初めは気候変動がこれほど問題になるとは夢にも思っていなかった。好奇心を満たす研究を続けてきただけだ」と話した。