北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(64)=新潟県柏崎市=が5日、新潟市内で報道陣の取材に応じ、次期衆院選での与野党の論戦に関し「一日も早い拉致問題解決を望む、といった当たり障りのない表現はもういい。こうすべきだという解決への方針、考え方をぶつけ合ってほしい」と述べ、明確な解決策の提示を求めた。

 岸田文雄首相については、外相だった2015年に慰安婦問題を巡る日韓合意を実現したことを踏まえ「粘り強さがあるのではないか」と期待。一方で、拉致問題担当相を官房長官が兼務し専任の大臣がいないことに「不安もある」とした。