アフリカ東部ソマリア沖や中東オマーン沖での派遣任務中、慢性的な超過勤務で休みが取れず精神的な苦痛を受けたとして、元海上自衛官の20代男性が5日までに、国に約500万円の損害賠償を求めて横浜地裁に提訴した。

 訴状によると、男性は2019年11月から今年2月まで、ソマリア沖で海賊対処やオマーン沖で情報収集などの業務に従事。派遣中は休みが与えられず、「このままとどまれば、壊れるまで使い倒される」と思うようになったとしている。

 帰国後、有給休暇の消化を申し出たが、認められず、今年3月に退職したという。