【ワシントン共同】米通商代表部(USTR)のタイ代表は、4日の首都ワシントンでの講演で「長い間、中国が貿易規範を守らないことで世界中の繁栄を損なった」と批判し、近く再開する中国との通商協議で是正を求める考えを示した。

 トランプ前政権下の2020年2月に発効した米中の「第1段階合意」は貿易摩擦が激化する前の17年と比べ、米国の対中輸出額を2年間で2千億ドル(約22兆円)増やすことを盛り込んでおり、タイ氏は第1段階合意を守るように働き掛ける。

 タイ氏は通商協議で、国営企業を通じた競争の阻害などをやめるよう求める考えも表明した。