【ワシントン、台北共同】サキ米大統領報道官は4日の記者会見で、中国軍の戦闘機などが台湾の防空識別圏に進入したことに関し「台湾への軍事、外交、経済的な圧力と威圧を止めるよう中国に強く求める」と述べ、強い懸念を示した。外交ルートを通じて「明確なメッセージ」を中国に伝えたことも明らかにした。台湾も4日「無責任な挑発行為」の停止を中国に要求した。

 中国は今月に入り台湾の防空識別圏に相次いで進入。4日には戦闘機など56機が進入しており、情勢を不安定化させ偶発的な衝突のリスクが高まるとして米政府は批判を強めている。米台の連携を嫌う中国が、さらに反発する可能性がある。