岸田文雄首相は4日、就任後初めての記者会見に臨み、予定した30分間を大幅に超える約1時間、記者団の質問に対応し続けた。質問と答えがかみ合い、自民党総裁選で掲げた「聞く力」をアピールした格好だ。指名されなかった報道機関の質問には書面による回答を検討する。

 会見は午後9時1分に始まり、9時35分からの補職辞令交付までに終える予定だった。開始45分を経過しても質問が途切れず、司会の四方敬之内閣広報官が「あと2問」と要請。その2問が終わって会見終了を通告したが、首相は衆院選の在り方を巡る追加質問にも立ち去らずに応じ、最終的に15人の質問に答えた。