岸田文雄首相は4日の記者会見で、中国による環太平洋連携協定(TPP)加盟申請への対応を問われ、中国がTPPの求める基準をクリアできるのか疑問を持っているとの認識を示した。国有企業の在り方や知的財産権を巡る問題に触れ「TPPの高いレベルを中国がクリアできるかどうか。私はなかなか不透明ではないかと感じている」と語った。

 首相は、中国との対話を継続する重要性を指摘した上で、東・南シナ海やさまざまな地域で力による現状変更の動きがあると言明。「普遍的な価値を共有する同盟国や同志国と連携し、中国に対して言うべきことは言っていく」と述べた。