陸上自衛隊は4日、戦闘に向けた部隊展開の課題点検を目的に実施中の「陸上自衛隊演習」(陸演)を大分県の演習場2カ所で報道関係者に公開した。演習場には、北海道から部隊が入り、戦闘の支援態勢を構築する手順を確認した。

 十文字原演習場では、北海道の第2師団の隊員が食料や弾薬などの入ったコンテナの受け取り作業を展開。陸自車両や民間の運送会社のトラックが行き交った。日出生台演習場に運ばれた物資は、敵の攻撃に備えて森の中に隠して保管した。付近には負傷者を治療する救護施設も設けられた。

 尖閣諸島や台湾を巡る情勢を念頭に、全国から九州・沖縄へスムーズに部隊投入をする狙い。