和歌山市は4日、紀の川に架かる「水管橋」と称される上水道用の送水管が崩落したことを受け、川より北の市内約6万戸の断水が、3日夜から順次始まったと明らかにした。市は「復旧の見通しは立っていない」(広報広聴課)としており、6万戸全てが断水したら約13万8千人に影響するという。

 壊れた送水管は、市が1975年3月に設置したもので、川の南岸近くにある浄水場から北岸の同市六十谷まで延びる直径約90センチの2本。全長546メートルのうち、川のほぼ中央で約60メートルが落ちた。市によると、法律に基づく耐用年数は48年で、2023年3月に到達することになっていた。