菅義偉内閣は4日の臨時閣議で総辞職した。昨年9月16日の発足から1年余り。新型コロナウイルス対応の遅れや菅首相の発信力不足が批判され、支持率が低下。首相は衆院選を目前に控え、任期満了に伴う自民党総裁選への出馬を断念し、退陣を選んだ。内閣は384日、戦後12番目の短命での幕引きとなった。

 菅首相は、安倍内閣の官房長官と合わせて9年間近くを過ごした官邸を後にする。

 菅内閣は、携帯電話料金の値下げやデジタル庁創設を実現。2050年の温室効果ガス排出実質ゼロを宣言し、不妊治療への公的医療保険適用に道を開いた。