公選法違反事件で議員辞職後に有罪確定した自民党の菅原一秀元経済産業相が公民権停止に伴って立候補できなかった東京9区は、立憲民主党新人の山岸一生氏が勝利を確実とした。

 山岸氏は元朝日新聞記者。2019年の参院選に立民から出馬し、次点で落選した。今回は若さを前面に出し「しがらみのない、クリーンな政治」を主張。長く続けてきた駅前での街頭演説を通じ、多くの無党派層を取り込んだ。

 菅原氏の後任として比例東京ブロックから転じた自民安藤高夫氏は、出遅れが響いた。支持組織の票固めに軸足を置き、医師としてコロナ政策に関わってきた経歴のアピールも及ばなかった。