2019年の台風19号で千曲川の堤防が決壊、大規模な浸水被害を受けた長野市の長沼地区で3日、犠牲者の追悼行事が行われた。関係者は早期復興を目指す中で、地域の絆を大切にしたいとの思いを口にした。堤防決壊から13日で2年を迎える。

 濁流の直撃を受け鉄骨がむき出しになったままの体育館など爪痕は今なお残り、3日は周辺の風景や復興への歩みを感じてもらおうと、被災した寺や神社を巡るウオークラリーも行われた。

 追悼行事では、主催した自治協議会の山崎里司会長が「若い人にも希望を持って住み続けられるように住民の意見を聞き、よりよい長沼にしていきたい」とあいさつした。