【マニラ共同】フィリピンのドゥテルテ大統領(76)は2日、来年の大統領任期終了後に政界を引退する意向を示し、出馬表明していた副大統領選への立候補を取りやめる考えを明らかにした。大統領の再選は憲法で禁止されており、副大統領選出馬は権力維持が目的と疑問の声が出ていた。

 一方、大統領の有力後継者とされてきたドゥテルテ氏の長女サラ氏(43)は2日、同時実施の南部ダバオ市長選に再選を目指して立候補を届け出た。大統領選には出馬しない構えを示した。大統領の突然の引退表明と、長女の不出馬姿勢で、フィリピン次期政権の行方は混沌としてきた。