「週刊文春」の表紙などで知られ、一昨年に死去したイラストレーター和田誠さんが22歳から無償で約9年間、東京・新宿の「日活名画座」(閉館)のために名優らを描き、大半が散逸したと思われていた“幻のポスター”が、和田誠事務所(東京)に計185点現存していたことが2日分かった。著名人を描き続けた生涯の原点の作品として脚光を浴びそうだ。

 生前「残っていない」と話していた約170点が「引き出しの中で眠っていた」という。

 ポスターは10月下旬刊行の「和田誠 日活名画座ポスター集」(888ブックス)に収録、一部は9日から東京オペラシティで始まる「和田誠展」に出品される。