新型コロナウイルス感染症の流行「第5波」ピーク時の8月、全国の自宅療養者らのおよそ10人に1人が中等症だったことが13日、厚生労働省の調査で分かった。中等症は本来入院対象で、呼吸不全の症状があり酸素投与が必要な「中等症2」の人もいた。一部は入院できないまま症状が悪化した可能性がある。

 呼吸困難や肺炎の症状がある中等症1を含め、中等症になった感染者が入院したり、重症化したりした割合については不明という。ただ第5波では、自宅療養者が最大13万人超に上り、自宅療養のまま亡くなる例が相次いだ。冬に想定される第6波に向けた医療体制拡充が急務となっている。