【バンコク共同】タイは11月1日から首都バンコクを含む主要観光地で、新型コロナウイルスの影響で中断していた外国人観光客の受け入れを再開する。低迷する経済の再生を急ぐ方針にかじを切り、経済界からは期待の声が上がる。しかし1日当たりの新規感染者が1万人超の状態が続いており、感染拡大の懸念も広がる。

 東南アジア有数の観光大国タイではコロナ禍以前、GDPの2割程度を観光関連が占め、2019年の観光客数は約4千万人に上った。しかし昨年は約670万人まで激減。プラユット首相は今月11日のテレビ演説で「感染者が増加するかもしれないが、国民の生活を立て直す」と強調した。