神戸市北区で2017年7月、祖父母や近隣住民ら5人を殺傷したとして殺人や殺人未遂などの罪に問われた無職竹島叶実被告(30)の裁判員裁判初公判が13日、神戸地裁(飯島健太郎裁判長)で開かれ、弁護側は「事件当時、統合失調症の影響で心神喪失状態だった」と無罪を主張した。

 竹島被告は罪状認否で、5人を殺傷したとする起訴内容については「間違いない」と認めた。公判では刑事責任能力の有無が最大の争点となる。

 捜査関係者などによると、被告は事件直後「誰でもいいから刺してやろうと思っていた」などと供述していた。