甲府市の住宅で2人が死亡した放火事件で山梨県警は12日、通報を受けてパトカーで駆け付けた警察官が火災現場近くを歩いていた不審な男を見つけて声を掛けたものの、男は走って逃げ去ったと明らかにした。

 県警によると、110番を受け警察官がパトカーで住宅に向かい、約100メートル手前で、歩いている男を見掛けた。しかし、現場到着を優先し、声を掛けなかった。

 その後警察官があらためて不審に思い、戻って男に向かって呼び掛けたところ、男が走って逃げていったため、職務質問ができなかった。

 捜査1課は「現場到着を優先させたのは適正だった」と説明。男の特徴は不明だとしている。