大阪府摂津市で8月、新村桜利斗ちゃん(3)が熱湯を浴びせられ死亡し、母親の交際相手の男が殺人容疑で逮捕された事件で、市が事件前の4月に保育所から、男児の頭にたんこぶがあると通報を受けた際、母親が「原因が分からない」と説明したことを受け、虐待リスクを低く評価していたことが12日、市への取材で分かった。自分で転倒するなど偶発的に生じた傷だと推認し、リスクは「中度」としていた。

 専門家や府によると、乳幼児が負った首より上の傷は、虐待のリスクを極めて重く受け止める指標の一つとされる。