ビール大手4社が12日発表した9月のビール類販売実績は、全社が前年実績から大幅に落ち込んだ。増税直前の駆け込み需要で昨年9月に伸びた第三のビールは反動で振るわなかった。新型コロナウイルス流行で業務用のビールも低迷した。

 ビール、発泡酒、第三のビールを合わせたビール類の販売数量はキリンビールが前年同月比20%減、サッポロビールが23%減、サントリービールが28%減だった。アサヒビールは売上金額ベースで15%減った。

 第三のビールは、酒税法改正に伴う税率見直しで昨年10月に増税となり、昨年9月は買いだめが起こった。今年9月は落ち込みが大きく見える形となった。