【カイロ共同】北アフリカのチュニジアで11日、地質学の女性研究者ナジュラ・ブーデン氏率いる新内閣が発足した。ブーデン氏は同国初の女性首相でサイード大統領が指名していた。国営TAP通信が伝えた。

 サイード氏は7月に新型コロナ対策の混乱を理由に当時のメシシ首相を解任。サイード氏によるクーデターだと反発する勢力が首都で反大統領デモを繰り広げている。

 ブーデン氏は政治経験がほとんどなく、サイード氏が政権を主導するとみられている。

 チュニジアは民主化運動「アラブの春」で長期独裁体制が崩壊。アラブ諸国の民主化の成功例とされていたが、経済低迷で議会不信が広がっていた。