【大連、ニューデリー共同】中国軍西部戦区は11日、中国とインドの国境係争地域を巡り10日に両軍の協議を開いたと発表。「インド側が不合理で現実離れした要求を続け、協議を困難にした」と非難。中国メディアによると最近国境付近で両軍が一時衝突したとみられ、再び緊張が高まる恐れもある。

 中印は昨年6月に中国チベット自治区とインド北部ラダック地方の係争地域で衝突、死者が出た。両軍は沈静化に向けて協議を続けている。西部戦区報道官は「インド側が情勢を見誤らないよう望む」とけん制した。インド側は11日「建設的な提案をしたが、中国側が受け入れなかった」との声明を出した。