【ウィーン共同】オーストリアのクルツ首相(35)は、公金の不正支出疑惑に絡み捜査対象となったことを検察当局が発表したことを受けて辞任し、アレクサンダー・シャレンベルク外相(52)が11日、新首相に就任した。

 クルツ氏は世界最年少で首相に就任し、欧州政界で若手政治家のホープとして注目されていたが、今回のスキャンダルは打撃。クルツ氏は国民党の党首にとどまり、緑の党との連立政権は維持される。

 シャレンベルク氏は、クルツ氏との関係が近く、厳格な移民政策などを引き継ぐとみられている。クルツ氏の影響力が強いのは確実で、野党側には反発の声がある。