岸田文雄首相は11日の衆院本会議での代表質問で、新型コロナウイルス感染再拡大に備えた対応策の全体像を早急に示す方針を表明した。立憲民主党の枝野幸男代表は政府対応を「失敗」と断じ、政権交代を訴えた。経済政策で「成長」と「分配」のどちらに力点を置くかを巡り、見解の隔たりが浮き彫りになった。首相はコロナの追加経済対策を速やかに実行するために、19日公示、31日投開票の衆院選日程を決めたと説明した。

 代表質問は衆参両院で13日まで実施。衆院は翌14日に解散される。与野党は衆院選をにらんで主張を競う。